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LUNE流 Archive
人形遣いという生き方
- 2009年9月15日
- LUNE流
秋の気配をかんじる。
畑の柿の木には沢山の実をつけ少し前までは、その実も青かったのに、今は季節を目で楽しめる柿の色をつけはじめている。
他愛無い光景であるが、素直な気持ちになれる。昨日の場所も同じであるが自然は、正直で裏切らない。
神から与えられた役割をしっかりと守り毎日を一生懸命に生きている。表現者として見習わなくてはならない教えてだと心に響く。
このような感性や感覚でしか聞こえない言葉を聞き逃してる時は、気持ちがふらついてる時である。
刻の流れは、己とむかいあう為にあり精神を浄め際という境地へと向かう。
人形遣いとしての役割を背負い生きているのだから。
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次にむけての扉
- 2009年7月 9日
- LUNE流
一夜の夢物語が過ぎ、日常の時間が基礎正しくながれていきます。
それは、次の公演まで時間があるのではなく、この日常の時間が舞台へのエネルギーとなるので無駄な時間というは、存在しません。練習に明け暮れるのも大切ですが本質的に何をおもい何を伝えるかが一番大事で日々の在り方が公演に大きく影響します。
もちろん、この論は私の話であり他の演者様の事は、わかりません。表現方法とは、似ているようでも違うのです。百人いれば百通りの方法があるから面白いし、曲者や負けず嫌い者なら切磋琢磨して進化していく。
私が人形遣いをはじめた頃の諸先輩達は、時代も手伝い個性的過ぎる独自性を持った方々ばかりで、この作品は誰々とわかったものですが最近の演者さんはエリートで、私などとは明らかに違う。
これも一つの事をやり続けてきたから感じれる事であり、今おもえば諸先輩達が今も現役で当たり前に表現してるのだから尊敬します。
私も、このようなスピリッツを見習い頑張っていこうと思っています。
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公演から一夜あけて
- 2009年7月 9日
- LUNE流
夢のひとときは、シャボン玉の如くで記憶というアルバムに戻っていく。
昨夜の公演なのに朝には、遠い昔のような感覚でいます。ただ、身体を通り抜けていったものは、ハッキリとしていて私の人生に大きな財産となりました。このような時間をともに出来た皆様には、感謝でいっぱいです。この数年間、色々とあり人形遣いとしてが故にの苦悩と葛藤をしてましたが、ようやく暗く長いトンネルから脱出できそうです。
こうやって記すると悲劇のヒロインみたいになるが、トンネルに舞い込んでしまうのも己の弱さからで、私は成長する為の試練だとおもっています。本音は、寿命が縮むのではないかと思うくらい苦しかった。この繰り返しをしていき人形遣いとしての極みにたどり着くのだと今日から、新たな時間と苦楽をともにします。
昨夜、一緒に夢をみたヒトガタやマスケラ達は、まだ熟睡中です。目覚めたら、ちゃんとケアしてあげなければ、これからの苦楽が苦だけになってしまう。一心同体になれてはじめて対話ができるので、今はゆっくり休ませてあげなければである。
私も人形遣いを続けてきて、久々に清々しい朝をむかえられ今日という日を大切に楽しみ次への充電をしようと思っています。
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夜空からの言葉
- 2009年7月 8日
- LUNE流
舞台前の胸騒ぎで、お稽古どころか何も手につかず時間だけが過ぎていきます。
外をみれば月夜が、哀愁を増長させる。
何を伝えたいのか、わからないけれど刻々と近づく舞台へのメッセージと言うのだけは、紛れもない事実を訴えかけている。
私は、舞台への言葉と受け止め、持てる力の限りを伝えたいと開演を待つ。
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舞台の在り方
- 2009年7月 2日
- LUNE流
舞台(7月8日)が近づくにつれ、体調不良を忘れて場あわせに励む自分がいる事に気がつく。何もかわらないはずの時間が痛いほどの空気とともにやってくる。いつもの事ではあるが決してなれる事はなく、心地よい緊張につつまれる。この、なんともいえない気持ちが私の舞台を支えてるといっても過言ではない。
少しオーバーにきこえるかもしれないけれど舞台は私の人生観といえるくらい同居しています。
たかが舞台、されど舞台です。
もしかしたら、演者としては、感情移入が強すぎて観てくださってる方々には辛い時もあるかもしれないが、表面上に繕った安メッキよりは、直球のほうがよいというのが持論なので、この先も真実を曲げずに表現していくつもりである。
曲者といわれそうですが己にとっては、それが一番フラットな状態なのでかえてはいけないと思っています。ただ、舞台は、演者とお客様とで成り立つものであるから、このような文章をつけました。なかなか、口にする事ではないので気恥ずかしいというのが本心です。
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人形遣いの朝
- 2009年7月 1日
- LUNE流
昨日の体調不良をひきづり今朝も梅雨空と同じよう不安定で幕開けとなりました。私が、それでも何とか毎日を乗り切れるのは、ヒトガタという同士がいるからです。
人形遣いの一日で、欠かせないのが対話です。
対話といっても言葉を発して、人形とお話するわけではありません。その瞬間にしかみせない内面との対話です。私が長年、寝食をともにしてる面が昨日の苦悩から少しだけ、安らかにと変貌していました。ヒトガタというのは、対話してあげないと魂がぬけていってしまうので、毎日をともにしています。出張などで留守にしたあとは必ずと言っていいほど、うなされる。ヒトガタの悲しみが夢にあらわれるのでしょう。
人形遣いとは、静かなる叫びや対話をいつもともにしているから舞台にたてるのです。
来週の今日は、亡き友に捧げるレクイエム。今年は、どのような言葉をきけるか皆様と一緒に心の耳をかたむけたいとおもってます。
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ヒトガタ芝居の在り方
- 2009年1月28日
- LUNE流
凍てつく冬枯れに私の心を伝えるヒトガタ達が春の到来を静かに待っている。
私が人形遣いとなったのは、ある親友の死が決定づけた。
幼少の頃から人形と伴にしてきたが、生命体としてではなく、あくまで人形という固有名詞の枠の中での関係であり現在追い求めている世界とは一枚の壁があります。
生命とは、人生とは。そんな漠然とした想いが親友の死の時にみた幻夢、それがヒトガタでした。
私はヒトガタを通して生涯、生きるという事を伝えたいと板にたっています。
薄らぐ記憶を死ぬ気で、よみがえらせては、自己解放をしている。
世の中というのは常に変化していくものですが変わらない、変わっていけないものもあるのです。
情念。今年は、昨年亡くなった身内の魂も刻を待っています。
文章にしますとこわい話みたいになってしまいますが生と死という紛れもない事実です。
私のヒトガタ芝居は、もちろん台本の存在は、ありますが体験や自分が感じたおもいを一つずつおこしたノンフィクションに今の気持ちをのせ作品になります。
人が人でいられる事を祈って。
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情感とは
- 2009年1月12日
- LUNE流
時代の動向が変化し風習も、それにならい成人の日も移行し風情や情緒が薄らいでると感じているのは私だけであろうか。
長年、寝食をともにしているヒトガタ達は、日々の感情をむき出しに私へ訴えかけてくる。寒い時には、険しい顔で耐えてる表情をするし楽しい時には、うっすらと微笑みをうかべる。
これは人形遣いが対話できてるときにみえるしじまであり一つの節目である成人の式典に意思の疎通が出来た事は、人形遣いにとって至福の時間であります。
他愛無い無機質な中に共有できる時間こそが舞う時に信頼をうみ苦楽を分かち合えるのです。
情が薄らいだ時代と言われていますが己から見出だそうとすれば近くにあるものです。
他愛無い事に少しだけ時間を注ぎ、自分探しをしてみてください。
しあわせを感じる事ができます。
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人形遣いの在り方
- 2008年10月17日
- LUNE流
人形遣いの仕事は、例えば文楽では人形が主役で遣い手は、影の存在に徹する。
しかし、黒衣の存在は観客には、確実にわかるので誰なのか?どのような技術なのか?
とミステリアスな存在である。
正反対の出遣いは、顔を出して人形を操るので存在自体は、はっきりとわかるものの逆に人形の動きに集中できる。
人間の真相心理とは、おもしろいものである。
私のヒトガタ芝居は、私がおもう伝統と思想を人形に託すものであり、人形の構造こそ似ていても全く違う世界です。
操るのではなく、操られ操るから。
決め事で成り立つのではなく情念の言葉が魂を揺さ振り、私とヒトガタを二身一体を行き来するのがLUNE流の遣い方です。男と女のありのままの姿を私の心声で伝えます。
次回の東京公演は12月16日を予定してます。皆様の心をきかせにご来場ください。
LUNE
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